
ホコリを捕えてそのホコリを逃がさない!それがダストコントロールです。
普段なにげなく踏んでいる玄関マット。ほとんどのお店や会社でお使いだと思います。
汚れるたびに毎回自分たちで洗うのは大変なのでレンタルをされている方が多いのですが、このマットどんな役割を果たしているのでしょうか?
出入口の見栄えを良くするというのも理由ですが、最大の目的は靴底についた土砂や汚れ、水分などを室内に持ち込まないようにするためです。
マットで靴底の土砂やホコリを取り除くわけですから、当然マットにそれらがたまっていきます。たまった土砂やホコリが綺麗な靴底に再付着すると、逆に室内に汚れを運び込むことになってしまいます。
そうならないために、マットは付着した土砂やホコリを交換・洗濯までの間マットの内部に保持しておかなければなりません。
汚れを取り除き、取った汚れを保持して逃がさない。このことをダストコントロールと呼びます。
マットを選ぶときは1日出入りする人数、路面が屋内かなど様々な角度で検討しサイズや交換周期を決めていかなければなりません。

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効率の良いマットの敷き方

ダストコントロールマットの仕組みについてご説明しましたが、どんなに高機能のマットを設置しても通行者が踏まなければ無意味です。
一般的に一番よく見かける玄関マットのサイズは90㎝×75㎝のマットです。
通常の玄関ドアの幅は90㎝ですから、だいたいドア幅に合わせて横向きにセットしてあります。
成人男性の歩幅は平均70㎝。横にセットしたマットでは単純計算で片足しか踏まないことになります。
入口に「マットの上で靴底の汚れをよく落として入ってください」とでも書けばいいのでしょうが
大切なお客さまなどにそんなことは言えませんよね!
答えは簡単!マットを縦にセットすればいいのです。
このようにお店や会社の環境によってもマットのセット方法やサイズ・種類が大きく変わってきます。
例えば厨房の出入り口であれば厨房からの水気を取り除く必要があります。
建築現場や未舗装の路面であれば通常のマット+土砂落とし用のマットの2重のセットが効果的です。
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